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相続を放棄した方がよいのはどのようなケースですか?

質問 地元である愛知県半田市に住む父が先日亡くなりました。
現在私は東京で暮らしていて、父とはいろいろあって長い間疎遠になっていました。父の面倒は2つ上の兄が、実家で奥さんと子供と一緒に暮らしながらみてきて、他にも私には妹と弟がいます。
父が亡くなり遺産相続の話になり、私と同じように父と疎遠になっていた弟からは、自分は相続を放棄すると連絡がきたのですが、相続を放棄した方がよいのはどのようなケースなのでしょうか?
相続のことについて全然分からなくて、父とは疎遠になっていたからといっても、もらえる権利があるものはもらった方がよいと思うのですが、この考えは間違っているのでしょうか?

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A

財産よりも負債が大きい場合は放棄した方がよいといえます

もらえるものがあるならもらった方がよいという考えは否定しませんが、遺産相続の際には、相続人は亡くなった人のプラスの財産だけでなく、マイナスの財産である負債も引き継ぐことを承知しておく必要があります。
つまり、場合によっては相続することで大きな借金を抱えることになるのです。相続を放棄した方がよいケースとしては、財産よりも借金の方が明らかに多い場合です。
借金はないとしても、被相続人が誰かの連帯保証人になっている場合は、債務が相続人に引き継がれることもあるので注意が必要です。
相続人が複数いる場合は、他の相続人と関わりたくなくて相続を放棄するケースも少なくありません。弟さんもこのような理由で放棄することを決めた可能性があります。

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